士業ホームページのSEOで最初に狙うべきキーワードとは?新人行政書士・社労士・司法書士向け解説

士業が検索キーワードを決める方法
目次

はじめに

行政書士や社労士、司法書士として開業したものの、

「ホームページを作ったのに問い合わせが来ない」

「SEO対策を始めたいが何を書けば良いのか分からない」

「どのキーワードを狙えば良いのか分からない」

と悩まれている先生方も多いのではないでしょうか。

実際、私もこれまで約30年間様々な商材をインターネット上で販売してきましたが、SEO対策で最も重要な要素の一つがキーワード選定だと感じています。

どれだけ良い記事を書いても、誰も検索しないキーワードを選んでしまえばアクセスは集まりません。

逆に、見込客が実際に検索しているキーワードを把握できれば、問い合わせにつながる可能性は大きく高まります。

今回は、私が新人行政書士・社労士・司法書士として開業した場合、どのようなキーワードからSEO対策を始めるかについて解説します。

私が最初に狙うのは「地域名+業務名+悩み」のSEOキーワード

士業が検索キーワードを決める方法

結論から申し上げると、私であれば最初に狙うのは、

地域名+業務名+悩み

の組み合わせです。

例えば、次のようなキーワードです。

・横浜 建設業許可 更新
・横浜 相続手続き
・川崎 助成金申請
・横須賀 遺言書作成

なぜなら、士業サービスは地域密着型のビジネスだからです。

実際に見込客は、「近くで相談できる先生はいないか」「地元で実績のある専門家に依頼したい」と考えながら検索するケースが少なくありません。

そのため、「建設業許可」「相続」「遺言書作成」といった大きなキーワードを狙うよりも、

「地域名+業務名」という地域名を含むキーワードから対策を始めた方が成果につながりやすいと私は考えています。

なぜ士業ホームページはビッグキーワードを狙わないのか

士業が検索キーワードを決める方法

「行政書士」「相続」「補助金」といった検索回数の多いキーワードをビックキーワードと呼びます

SEO初心者の方ほど、このビックキーワードを狙いたくなります。

しかし、これらのキーワードは競争が非常に激しいのが現実です。

例えば、次のような大手企業や団体が上位表示しているケースも珍しくありません。

・大手事務所
・ポータルサイト
・士業法人
・官公庁サイト

特に行政機関のサイトは競合他社ではありませんが、我々の業務の場合、検索上位を独占するケースが多々あります。

開業したばかりの事務所がこれらの大手サイトと競争するのは簡単ではありません。

そのため、まずは競争の少ないキーワードから実績を積み上げていくことが重要です。

私が考えるSEOキーワードの優先順位

士業が検索キーワードを決める方法

1.地域名+業務名+悩み

例えば下記のようなキーワードの場合、問い合わせにつながりやすく、比較的競争も少ないキーワードです。

・横浜 建設業許可 更新
・横浜 相続手続き
・川崎 就業規則 作成

最初に取り組むべきだと思います。

2.地域名+業務名

このようなキーワード対策も地域内での認知度向上を目指す際に有効です。

・横浜 建設業許可
・横浜 相続
・川崎 助成金

3.業務名+悩み

すでに多くの士業事務所が対策している可能性が高いですが、成功すると全国からアクセスを集めやすくなります。

・相続手続き 流れ
・建設業許可 必要書類
・助成金 申請方法

4.事務所名

こちらは指名検索対策として重要ですが、一般的には通常のサイト運営をしていれば、自社名を入力した際に自社サイトが検索結果の上位に表示されるようになります。

・○○行政書士事務所
・○○社労士事務所

※ただし、全国に同名の事務所がある場合は要注意です。
例:山田行政書士事務所のように、使用率の高い苗字をそのまま事務所名とした場合。

キーワード選定で最も重要なのは検索意図

士業が検索キーワードを決める方法

私はSEO対策において最も重要なのは検索意図だと考えています。

例えば、「相続」と検索する人の目的は様々です。

・相続税を調べたい
・相続手続きを知りたい
・専門家へ依頼したい
・費用を知りたい

など、人によって異なります。

一方、「横浜 相続手続き 行政書士」と検索する人は、かなり具体的な目的を持っています。

つまり、検索キーワードが具体的になるほど、問い合わせに近づいている可能性が高くなります

Googleサジェストを活用する方法

士業が検索キーワードを決める方法

キーワード選定で私がよく利用するのがGoogleサジェストです。

例えば、「横浜 相続」と入力すると、

・横浜 相続相談
・横浜 相続手続き
・横浜 相続放棄
・横浜 遺言書

など様々な候補が下記のように表示されます。

士業が検索キーワードを決める方法

これらは実際に多くの方が検索している可能性のあるキーワードです。

つまり、見込客の悩みを推測するヒントになります

シークレットモードを活用する方法

士業が検索キーワードを決める方法

ただし、通常の検索結果には注意が必要です。

Googleは、表示されているパソコンの

・過去の検索履歴
・閲覧履歴
・興味関心

などを考慮して表示内容を変えています。

つまり、自分の過去の検索履歴などが検索結果に影響をあたえるのです。

こちらは私の同じパソコンでシークレットモードを使用した時の検索結果です。

士業が検索キーワードを決める方法

このように、シークレットモードでは上位に【相続放棄】という私の通常の検索結果では出てこなかったワードが表示されています。

そのため、見込客の本音を調べたい場合は、シークレットモードを利用することをおすすめします。

シークレットモードの表示方法は、Google Chromeの場合、

右上の「︙」をクリックで表示されるポップアップの【新しいシークレットウィンドウ】を選択します。

士業が検索キーワードを決める方法

この状態で検索することで、自分自身の検索履歴の影響を受けにくくなります。

ラッコキーワードを活用する方法

士業が検索キーワードを決める方法

Googleサジェストだけでなく、ラッコキーワードも便利なツールです。

調べたいキーワードを入力すると、関連キーワードを大量に確認することができます。

私自身も記事テーマを考える際の参考情報として活用することがあります。

サジェストキーワード等で調べた後に行うこと

士業が検索キーワードを決める方法

例えば行政書士が相続業務を受任したい場合、

・横浜 相続相談
・横浜 相続手続き
・横浜 相続放棄
・相続 手続き 流れ
・相続 必要書類

などのキーワードが見つかるかもしれません。

そうしたら、次に行うべきことは、それらを検索意図ごとに分類することです。

今すぐ依頼したい人情報収集段階の人悩みを抱えている人
横浜 相続相談相続 手続き 流れ相続放棄 方法
横浜 相続手続き相続 必要書類相続人 行方不明
横浜 相続 行政書士相続 何から始める遺言書 ない

このように整理すると、最終的な仕事の依頼を目指した場合、どのような記事を書くべきかが自ずと見えてくるはずです。

記事同士を内部リンクでつなぐ

士業が検索キーワードを決める方法

多くの士業サイトは記事を書いて終わってしまいます。

しかし本来は、

相続放棄の記事

相続手続きの記事

相続相談申込ページ

という流れを作ることが重要です。

見込客は複数の記事を読みながら信頼感を高めていきます。

内部リンクはその導線を作るための重要な施策です。

最終的には業務案内ページへ誘導する

士業が検索キーワードを決める方法

相続業務を受任したいのであれば、「横浜の相続手続きサポート」のような業務案内ページを作成します。

そして、

・相続手続き
・相続放棄
・遺言書作成
・必要書類

などの関連記事から、そのページへ内部リンクを設置します。

記事は単独で存在するのではなく、最終的に問い合わせにつながる導線の一部として考えることが重要です。

私が新人行政書士ならこの順番で記事を書く

士業が検索キーワードを決める方法

私なら最初から「横浜 相続」だけを狙いません。

まずは、下記などの具体的なキーワードの記事を増やします。

・横浜 相続相談
・横浜 相続手続き
・横浜 遺言書
・横浜 相続放棄

そして記事数が増え、サイト全体の専門性が高まってきた段階で、「横浜 相続」という大きなキーワードを狙います。

SEOは一発逆転を狙うものではありません。

関連する小さな検索ニーズを積み上げながら専門性を証明し、徐々に大きなキーワードへ挑戦していくものだと私は考えています。

まとめ

士業が検索キーワードを決める方法

士業ホームページのSEOで最初に狙うべきキーワードは、「地域名+業務名+悩み」です。

まずは見込客が実際に相談するときに使いそうな言葉を調べ、その悩みに答える記事を増やしていきましょう。

SEO対策というと検索エンジン向けのテクニックと思われがちですが、本質は見込客の悩みを理解することです。

私自身、記事を書く前には必ず、「見込客は何に困っているのだろうか」と考えるようにしています。

キーワード選定で迷ったときは、ぜひ見込客の立場に立って考えてみてください。

本日の記事は以上です。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

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