業界未経験の士業がホームページで信頼を獲得する方法|経験がなくても仕事を受任するコツ

未経験だからといって経験不足を強調する必要はありません

未経験だからといって、ホームページに「経験がありません」とネガティブに記載する必要はありません。
もちろん、一部の事業者が行っているような、事実と異なる実績や経験を記載することは絶対に避けるべきです。
では、どうすればよいのでしょうか。
例えば、あなたが何らかの重要な問題を抱え、弁護士を探していたとします。
初めて弁護士へ依頼する場合、多くの方は誰に依頼すればよいかわかりません。
そのような時、身内や知人に「信頼できる弁護士を知らないか」と相談することは十分考えられます。
この時、紹介された弁護士が業界経験何年なのか、どれほど熟練しているのかまで細かく調べる方はそれほど多くありません。
なぜなら、紹介者を信頼しているからです。
つまり、依頼先を選ぶ大きな要素の一つは「信頼感」であり、必ずしも業界経験だけではありません。
だからこそ、開業したばかりの先生や、これから開業予定の先生は、経験不足を気にするよりも、ホームページ上でどのように信頼感を獲得するかに注力することが重要です。
未経験の士業がホームページで信頼感を獲得する2つの方法

1.本来業務の周辺経験をアピールする
自身が同じ手続きを経験したことがある場合
例えば、相続手続きを専門とする先生が開業したばかりで業務未経験だったとしても、ご自身で相続手続きを経験したことがある場合は大きな強みになります。
実際に、自身が相続手続きで苦労した経験から資格取得を目指し、その後、同じ悩みを抱える方を支援している先生は少なくありません。
こうした先生は、長年実務経験を積んだ先生とは違った意味で、依頼者の気持ちを深く理解できます。
そのため、
- 当時どのようなことで困ったのか
- どのように手続きを進めたのか
- どのような不安があったのか
などをホームページで詳しく紹介するとよいでしょう。
見込み客の共感を得やすく、信頼感の向上につながります。
業務受任前の相談経験をアピールする
業務未経験の場合、最初の受任は簡単ではありません。
しかし、その前段階である相談対応の経験は比較的積みやすいものです。
例えば、
- 無料相談会への参加
- SNSやホームページからの相談対応
- 知人からの相談対応
などです。
無料であれば専門家へ質問したいと考える方は数多く存在します。
そうした相談を積み重ね、実際の質問内容と回答内容をホームページへ掲載していきましょう。
見込み客は、自分と同じ悩みに対して的確な回答をしている先生を見ることで、「この先生なら相談できそうだ」と感じます。
目に見えないサービスを提供する士業にとって、非常に有効な信頼構築方法の一つです。
2.本来業務以外の経験から信頼を獲得する

過去の職歴や人生経験を活用する
私の知っている先生の中には、以前キャバレーでアルバイトをしていた経験を活かし、キャバクラ開業支援を専門とする行政書士として活躍している方がいます。
その先生によれば、依頼者に当時の経験を話すと高い確率で信頼を得られ、受任につながるそうです。
士業だからといって、法律や手続きに関する経験だけが価値になるわけではありません。
過去の仕事や人生経験が、特定業界への理解や共感につながるケースは少なくありません。
ホームページでは、ご自身の過去の経験と現在の業務とのつながりを積極的にアピールしていきましょう。
資格取得で身につけた知識を活用する
私が思うに、難関国家資格を取得した先生と一般の方との大きな違いの一つは、法律や行政手続きに関する文章を理解する力です。
士業の先生にとっては当たり前の内容でも、一般の方にとっては非常に難しく感じることが少なくありません。
だからこそ、
- 法律の内容をわかりやすく解説する
- 行政手続きを丁寧に説明する
- 専門用語を一般の方向けに言い換える
といった情報発信は、大きな信頼獲得につながります。
特にホームページの記事やQ&Aコンテンツは、未経験の先生でも専門知識をアピールできる有効な手段です。
これまで資格取得のために学んできた知識を活用し、業務未経験を補う武器として活用していきましょう。
まとめ|士業は経験年数よりも信頼感が重要

業務未経験だからといって、仕事を獲得できないわけではありません。
実際には、
- 自身の体験談を伝える
- 相談対応の経験を積み重ねる
- 過去の職歴を活用する
- 専門知識をわかりやすく発信する
といった方法によって、信頼感を獲得することは十分可能です。
士業事務所の開業直後は誰でも苦労します。
しかし、ホームページを活用して信頼感を積み重ね、複数の案件を無事にこなせれば、今度はその経験自体が新たな実績になります。
経験がないことを気にするのではなく、「どのように信頼感を伝えるか」を意識してホームページを運営していきましょう。
本日の解説は以上です。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
























